琉球大学

病気をもっている人が生きやすい社会をつくる!難病を抱える大学生のやりたいこと

安部弘祐 

あべ こうすけ

プロフィール

出身:宮崎県延岡市

所属:琉球大学

工学部工学科電子情報通信2年 

習慣:月4冊以上の読書

安部くん主催の読書会の様子

大学入学と同時の闘病生活

安部くんは現在、病気を患っています。

病気を発症したのは、大学の合格発表から約2週間した3月20日。

下半身の浮腫及び息苦しさから、3つの病院を受診しました。

結果は、ネフローゼ症候群(指定難病222)と診断され、三日後に入院を余儀なくされました。

食事制限はもちろん、飲料水の制限まで設けられた

しかし、大学の単位を落とすわけにもいかず、4月から通院と通学の闘病生活が始まりました。

経済的理由から学費も医療費も自分で賄わなければならず、大学の奨学金でなんとかやりくりしていました。

入学間もなくして、登録した講義を担当する全ての教授に、自分の病気の説明と欠席の配慮などの話をメールでやりとりしなければならなかったそうです。

友達どころか知り合いや親戚もいない沖縄の地で、単身琉球大学附属病院に転院し、闘病する日々。

初めの講義も全て欠席したため、スタートで出遅れ、不安でいっぱいの毎日。

4月18日に初めて受けた授業も、ステロイドの副作用のせいでほぼ記憶に残っていませんでした。

病院から処方される大量の薬

毎日多くの薬を飲む事が辛かったと語る安部くん

病状が落ち着いた後も、週一回の通院を余儀なくされ、テスト期間中は病院で独学で勉強しました。

 

独学で授業の内容を勉強したノート

 

当時の心境を安部くんは自身のブログでこうつづっています。

 

薬の量も多く、毎回毎回、毎日毎日副作用に悩まされ、不眠やうつ病、身体もだるく午前中は基本行動できないくらい気分は悪い。

そんな中でも単位は落とせない為講義には出席。欠席を配慮してくださる講義は病院内でほぼ独学で勉強してました。

ハンドボールMGもっとやりたかった。

周りは遊んでます。友達はバイトしてます。楽しんでます。羨ましかったです。よく飯食べなどにも誘われましたが、食事制限のある為断ってきました。

なんで、自分だけ。

やりたい事もできず、聞きたい話も聞きにいけず、借金も増えるばっかり。けれども、自分では稼げない。制限だけの毎日。

ただただ辛いだけでした。

https://ameblo.jp/abehand0615/

 

座右の銘は、辛い経験は己を強くする。

治療のための借金額も100万円を超え、精神的にも肉体的にも辛かった安部くんは次第にこう考えるようになりました。

 

”死にたい”

 

しかし、一人の友人のおかげで、安部くんは自ら命を絶つことを踏みとどまりました。

その友人は病院にお見舞いに来たら、安部くんが眠るまでそばにいてくれたと言います。

自殺したいと打ち明けた時は、「生きていればいいことあるよ」「大丈夫」と言ってくれました。

 

安部くんを奮い立たせてくれる友人の言葉

 

また、安部くんは当時を振り返って、闘病生活を乗り越えられたのは、友人や看護師の支えはもちろん、受験勉強で辛い思いをしていたからだと言います。

センター模試E判定から必死に勉強して掴み取った大学合格のための努力は、安部くんを忍耐強い性格にしてくれました。

そのため、辛い、きつい経験は、将来きっと自分を大きく成長させる糧にしてくれます。

 

安部くんのやりたいこと

安部くんは闘病中、自分の日常を1日も欠かさずブログで更新していました。その理由は、あなたの周りにも病気で苦しんでいる人たちがいるということを知ってほしかったからです。

 

これからの安部くんのやりたいことは

健常者と障害者の垣根をなくす

ことです。

 

つまり、病気を患っている人が生きやすい世の中をつくるということです。

現在の日本は、病気を患っていると働きにくかったり、仕事を辞めざるを得ず、経済的に困窮してしまうことが多々あります。

また、仕事や学校のコミュニティから外れることで、疎外感を感じ、精神的にも病んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。

まずは、安部くんは病気をもった人たちのコミュニティをつくりたいと考えています。

なぜなら、安部くんは更新していたブログのコメントで何度も励まされた経験がありますが、自分が病気であると発信できない人は自分のことを理解されず、応援されることがないために苦しんでいるからです。

持病を持っている人ならではの悩みを気軽に打ち明けられる環境をつくっていきます。

 

ABD読書会の参加様子

 

求めること

それは、あなたの周りにも病気を抱えた人がいることを知ってほしいです。

目には見えないけれど、病気をもった人は意外と身近にいるものです。

病気を抱えつつも、運命にあらがいながら必死に生きています。

健常者という言葉があるせいで、障害者という言葉がある。その概念をぶっ壊していきたいのです。

身体や障害の多様性を受け入れらる社会を皆さんと一緒につくっていきたいです!

最後に

安部くんのHiDANEはいかがだったでしょうか?

活動に興味を持った方、応援したいという方は是非コメントやメッセージをお待ちしております!

また、HiDANE公式TwitterInstagramなどでもメッセージを受け付けております!

その他、シェアもいいね!も大歓迎です。

ではまた次回のHiDANEでお会いしましょう!

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投稿者: 富山ひなの
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HiDANEをみんなの挑戦を応援する場にしたい。将来の夢はアフリカの教育格差を無くすこと。

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