宮崎大学

「私が社会課題を解決する」HiDANE Barを立ち上げた彼女のやりたいこと

プロフィール

富山ひなの

所属:HiDANE Bar 創業

宮崎大学 地域資源創成学部 卒業

株式会社リクルート 入社

出身:宮崎県川南町

趣味:ダンス・冒険

はじめに

取材冒頭、「どんな人になりたいですか?」と富山さんに聞くと

「未だ解決されていない社会課題を解決できる人になりたい」

と答えてくれました。

彼女がそう話すきっかけとこれからを記事にしました。そして、彼女が目指す”未来”について取材しました。

社会課題に触れてきた

世界最貧国ウガンダでの教師経験

世界の貧困問題を自分の目で確かめたいと思い、2019年アフリカのウガンダでストリートチルドレンに英語と算数を教える小学校の先生をしました。

当初はアフリカに興味があったわけではありませんでしたが、大学の先生に「留学可能な国で1番貧困な地域に行きたい!」と相談した時に提案されたのがアフリカにある世界最貧困国14位のウガンダでした。

初めて足を踏み入れたアフリカの地は全てが衝撃的な経験でした。その中でも特に印象的だったのはウガンダの子供たちの劣悪な教育環境でした。

ウガンダでは体罰が当たり前のように行われており、子供たちが失敗をすると、先生は木の棒で手の甲や足を容赦なく思いきり叩きます。

他にも、子供達に与えられる教材はノートとペンしかなく、教科書や参考書は誰も持っていませんでした。

挙げ句の果てに、派遣先の小学校では、先生達が真剣に授業に取り組むわけでもなく、先生同士が職員室でお茶を楽しんだり、副業に専念したりしていました。

そんな教育環境を目の当たりにして、「ウガンダの教育は何かが間違っている。それに気づいた私が変革を起こさないと。」と思うようになりました。

ひとり親が抱える課題を卒業論文のテーマに

ウガンダでの教師経験を経て、日本における子供の貧困についても興味をもち「ひとり親の貧困」に関するテーマで卒業論文を書くことに。

論文を書いていく中で、ひとり親の2人に1人は相対的貧困であることや日本のひとり親における貧困率はOECDで最も高いこと。

さらに、裕福な家庭の子供は充実した学習を受けることができる一方で、経済的に厳しい家庭の子供は学校外教育を受ける機会が少ない現実を知り、「ウガンダと社会の構造が一緒だ!」と強く感じました。

論文作成の際に80名のひとり親の方から日々の課題をヒアリングし、税制や雇用制度等の社会制度上、貧困から逃れられないひとり親の存在を再認識する機会となりました。最終的には、ひとり親の方に特化した、ひとり親が行政支援につながるホームページを作成し、運用しています。

これからは私が社会課題を解決する

マイナスを0に

タンザニアのマサイ族と共に

いざアフリカから帰ってきた時は、数多くの課題を見てきたのにも関わらず、何をやるべきなのか、私に何ができるのか分からない時期がありました。

しかし、ひとり親の方々との出会いやその他ボランティアを通して、自分の足を使って社会課題に向き合ってきたことで

「未だ世界が解決できていない社会課題や人々が感じる負を、持続可能なビジネスという手段で解決できる人になりたいんだ」

ということに気づけました。

これは綺麗事ではなく、アフリカのストリートチルドレンと寝食を共にしたり、ひとり親の方が抱える心の叫びを聞いてきた私にしかできないことだと思っています。

愛の反対は無関心

私がよく思うのは”愛の反対は無関心”だということです。日本も含め世界中では未だ多くの社会題が散在しています。

私たちの世代がこれからの時代を背負うNewリーダーであり、課題を解決していく責務があると考えています。

困っている人たちを見て見ぬ振りをすることは、愛とは真逆の行為だと私は考えます。

だからこそまずは自分が成長しないといけない。決して足を止めず前に進み続けなければいけません。

私の強みは1つは行動力、2つ目は相手を受け入れる度量、3つ目は当事者意識を持てることです。

その強みを生かし、成長できる方向にこれからも進んでいこうと考え、4月からは修行の場として株式会社リクルートに就職することを決めました。

やりたいこと

社会課題を解決する事業を作りたい

こんなにテクノロジーが発達している現代においても、困ってる人が大勢いるということを、アフリカでの教師経験やひとり親の声を通して改めて感じました。

また、HiDANE Bar2019年10月に創業して以来、多くの方のやりたいことや、それが出来ない理由を聞いてきました。

これらの経験から「新しい価値で仲間たちの課題を解決したい」「アフリカの教育格差を無くしたい」と考えています。

最終的には、誰しもが自分のやりたいことに向かって志をもって生きていける世界。可能性に満ちた社会へと変革する当事者となることを目標としています。

求めていること

あなたのお困りごとを聞かせて欲しい

社会課題を解決するためには誰かの困りごとに常にアンテナを張り、どのように解決できるかの思考性を養っていく必要があります。

そのため、私は統計データでは得られない本当ニーズを、皆さんの困りごとを直接お聞きしながら、解決の糸口を一緒に見出したいです。

自分の困りごとを話せる関係は以外と無かったりするので、私自身がそんな人になっていければいいなと思っています。

最後に

富山さんのなりたい自分の姿は、彼女自身が実際に見て触れてきた経験から作り上げられたものでした。

何事にも先入観を持たず、自分の五感で確かめる彼女の生き方から学ぶべきものが沢山あると感じました。

皆さんも時々、噂やイメージだけでなりたい自分を諦めてはいませんか?

まず体を動かして確かめに行ってはどうでしょう。案外簡単になりたい自分になれてしまったりするかもしれません。

”やりたいことを発信する居場所” webメディアHiDANE(ひだね)では、全国の学生、社会人の”やりたいこと”を発信しています。

取材を申し込まれたい方は、ぜひお問い合わせください!

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また、オフラインでの交流の場として、学生が運営する”HiDANE BARも元気に営業中です!

 ぜひ足をお運びください^^

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投稿者: 久保 嘉春
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HiDANE 代表

宮崎大学 農学部 3年 京都府に生まれ育ち、大学から宮崎に。 野球、陸上、水泳などのスポーツを経験し、最終的に茶道部に行き着きました。 お茶が好きすぎて最近ちょっとずつ緑になってる気がします。 2020東京オリンピックプロジェクトの学生アンバサダーを務めたり、考えたハンバーガーが商品化されたり、お茶の営業をしたり、TASUKAKEのライターをやったり、なんかやりたいこと多すぎていろいろやってます。

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