社員一人ひとりが成長しながら新時代を開拓していく会社を目指す

「命綱や支点を素早く確実に繋ぐカラビナ。そんなカラビナのような役割をテクノロジーで実現したい。」という想いのもと、 Eコマースシステムの構築、スマートフォンアプリの開発などテクノロジーの分野で幅広く活躍するカラビナテクノロジー株式会社。

今回は、カラビナテクノロジー株式会社代表取締役社長福田裕二さん独自の企業マインドを知るべく、お話を伺いました。


カラビナテクノロジー株式会社代表取締役社長 福田裕二さん

会社概要
・社  名:カラビナテクノロジー株式会社 karabiner.inc
・設  立:2015年8月26日
・従業員数:81名(業務委託含む 2021年12月末日時点)
・事業内容:UI/UXデザイン、アパレルEコマース
      受注・物流・データ分析・顧客対応等業務
      システム開発ならびに保守
      Eコマースサイトの構築
      スマートフォンアプリの開発
・活動拠点:福岡、北九州、佐賀、宮崎、沖縄、東京

福田社長の考え方のルーツ、社員の方が見る「カラビナテクノロジー」に迫る。

ーーまず初めに、福田社長の経歴について教えてください。

福岡でコールセンターに就職し、5年間ほどそこで働きました。

その後、本社が京都に移ったため、僕も京都に移動しました。ネット通販のチームに所属になったので、そこで3年くらい働き、その後は東京でネットの新規事業開発チームを作って1年新規事業の提案をしていました。

その中で1つ提案が通ったので、自分で新規事業の立ち上げを2年ほどやって、その後、別の新規事業の責任者を1年間やりました。

通販会社退職後は、Oisixで6年間ほど働きました。

ネット通販事業に携わり、2年目からリクルートとのジョイントベンチャーの新規事業立ち上げを3年ほどやりましたね。

その後人事やECコンサルに携わり、福岡に戻ってカラビナテクノロジーを作ったという感じです。


ーー今回、取材するにあたりホームページを拝見しました。そこでいくつか気になることがあったので質問させてください。

もちろんです。なんでも聞いてください。答えられる範囲のことはなんでも答えますよ(笑)。


ーー社員の大淵 賢一さんへのインタビュー記事で「カラビナへの入社を決めた理由」として、「社員が過ごしやすい環境を社員みんなで作ったら良い!という社長の考えに惹かれて入社を決めました。」とありますが、そういう考え方になったきっかけ、考え方の軸を教えてください。

僕が新卒で働いていたコールセンターにはパートの人がいたのですが、新卒でパートの方より年下でも社員はパートを管理しないといけないんですよね。

マネジメントの仕方を試行錯誤しなければいけない環境を新卒の時から考えていて、「怒って自分のイメージしてる方向性に寄せていくというより、その人のやりたいことをできるだけ実現してもらう方がパフォーマンスが上がる」と思っているのでカラビナテクノロジーでもその考え方を大事にしています。

今でも常にマネジメントスタイルを試行錯誤していますね。


ーー福田社長へのインタビュー記事の中の将来の野望として、「みんなが真剣に楽しく働ける場所、会社に行きたいと思える環境づくりをかなりガチで考えています。」と仰っていますね。

僕は今そんなに会社に来るのが楽しいわけでは無いんですけれども(笑)、自動モードで仕事をしている感じですね。

でも働くのが嫌だなと思ったことは1度も無いです。


ーーそういう環境づくりのために工夫していることはありますか?

ルールを決めないこと。意味がないルールが嫌いで、そういうものはなるべく作らないようにしています。

車が全然通らない道路なのに赤信号だからずっと待ってる、みたいなルールは破り捨てたくなるんですよね、もちろん守りますけど!(笑)物の例えです。


ーー松原 夏美さんへのインタビュー記事で「カラビナではそれぞれをあだ名で呼び合う」とありますが、他にも社員の方同士のコミュニケーションにおける工夫はありますか?

正直言って、カラビナテクノロジーはアットホームではないと思います。そこは目指してないですね。

それよりはプロ意識を持って仕事に取り組んでもらうことを重視しています。プロ意識がある上でのギスギスは起こった方が面白いんじゃないかなと思うので。

ルールは本当に全然作っていないんですが、「自分のことは自分で決める」という考え方は大事にしています。例えば、「今日休んでいいですか?」って何?って話で、休む休まないは自分で判断して適切に選択してほしいですね。


ーーアットホームは目指していないんですね!ホームページを拝見した限りではとても仲がいいイメージですが…

もちろん、仲が悪いわけではないですよ!(笑)この前も久しぶりにオフラインの飲み会を開いたら、30人くらい参加してくれました。

新型コロナウイルス流行前は、半年に1回くらいのペースで飲み会してましたね。


カラビナテクノロジー的な人。

カラビナテクノロジー宮崎オフィス

ーー今のカラビナテクノロジーはどんな人が多いですか?

適当な人。もちろん、いい意味で、ですよ!!(笑)自立している人が結構多くて、自発的に行動してくれる人が多いです。


ーー新入社員にもそういった姿勢を求めますか?

そうですね、何をやりたいのか気持ちがある人がいいです。何をやりたいかが明確にあれば先輩がサポートできるので。

何をやりたいかわからない人、何をやりたいか言ってこない人だと手助けのしようがない。手取り足取り教えることは基本しないので、置いていかれないためにも興味のあることを示す姿勢は大切にしてほしいです。自分ごとに捉えられる人がいいなと思います。

全部の意思決定を社長がやるという形にはしたくないんですよ、大変だし(笑)。

社員で判断して適切に意思決定してください、という感じです。

新入社員って何かやりたいの気持ちはあるけどスキルがないって人が多いと思うんです。

でも何かやりたいと思ったら、アドバイスや手助けは社員がしてくれるので、何がやりたいかを伝えて、人に頼れる人はカラビナテクノロジーに合っていると思います。

技術的な面で強く求めるものはないです。会社に入る前からできるようにしていてくださいということは一切ないですが、入社してから勉強できる力は必要なので、分からないことは人に聞くという姿勢は大切にしてほしいです。


カラビナテクノロジー流のコミュニケーション

ーーInstagramで2020年3月に「サイトのロゴを変えました」という投稿をされていましたよね、ソーシャルディスタンスを保ったロゴが投稿されていて、スピード感に驚きました。

みんながそれぞれ意思決定すると、勝手に動くじゃないですか。

で、それを究極に言うと、誰にも相談せずにやればよくって、やった結果がイマイチだったら修正すればいいというのが基本スタンスなので、今回のロゴについても僕が知らないうちに完成して発表していたという感じです。そういう流れができているのはいいことだなと思います。

若干変なことが起こったとしても、まあそういうのも許容の範囲だよね、と思っています。

変なことって思うか思わないかは僕の許容量の問題だったりするから、僕だけが全部気持ちいい状態を作り上げるのではなくて、個人的に違和感を抱いていても、「やりたいんだったらやっていいんじゃない?」と伝えています。


ーーホームページ作成依頼者とのコミュニケーション、提案したものと相手がイメージしているもののズレが起こらないようにするために意識していることはありますか?

できるだけイメージを細かく落としていくしかないですよね。

例えば、抽象的に「いい感じにして」と伝えてしまったら、人によって「いい感じ」の尺度は全然違う。それではズレが生まれるに決まっています。

でも例えば「〇〇と△△と☆☆の要素は必ず入れておいて」とか「色のトーンはこれにして」とかの決まり事をお互い決めれば決めるほど、手間はかかるし細かくはなるんだけど、確実にすり合っていく。

それがどのくらいの程度だとその人とイメージのズレがなくなるかを掴んでいくことが大事なんじゃないかなと思います。

「いい感じにして」の一言でツーカーでいける人もいるけど、細かく話をすべき人もいるのでそこは臨機応変に対応していく必要がありますね。


ーーコミュニケーションという点で言うと、社員さんの中には外国の方もいらっしゃるようですが、コミュニケーションをとる上で気をつけていることはありますか?

外国人に限らず、全社員に対するコミュニケーションとして当てはまる事なのですが、さっき言った「いい感じにして」という言葉はハイコンテクストなコミュニケーションなんですよね。

うちの会社には外国人もいるから、ローコンテクストな話し方を意識しています。背景や意思決定の理由、目的などをはっきり説明しないと通じない人がいるということをプラスに捉えていて。

日本人だけのコミュニケーションだと「いい感じにして」のなんとなくのニュアンスを汲み取って会話が成立しがちなんですけど、外国人がいると、絶対伝わってないなというのが肌感で分かるんです。

だからみんな自然と分かりやすく言語化できるようになっていくのが外国人の社員がいるメリットでもありますね。

外国人だけではなくて日本人同士でも違うところって結構あるんです。だから全員違うということを意識して過ごすことが大事かなと思います。


ーー社内で文化の違いを感じた印象的なエピソードはありますか?

ムスリムの方が働いていて、社内でお祈りをするんですよね。最初見た時は、「まずいもの見ちゃったのかも!?」とか思ったんですけど、彼らはお祈りの時に周りがガチャガチャしてても全然平気らしくて。もうお祈りに集中してるので。

だから僕たちもだんだんお祈りが日常に溶け込んで今では全く違和感を感じなくなりましたね。


ーー社員の方々にとっては日常でも、社外の方からは驚かれることが他にもありそうですね。

結構あると思います。自分たちじゃもう分からなくなってますけど。(笑)

僕たちの会社は雨が降ったら出社率が下がるんですけど、それってすごく自然なことだと思っていて。雨が降ったら外に出たくないのは仕方がないことだし、眠いなら頭がシャキッとするまで寝たらいい。それで仕事が成り立つ方法を考えればいいだけの話なんですよね。

朝9時に始業して、夕方5時に帰る。そういう決まりを作った方がマネジメントはしやすいんです。

でももっと高度なマネジメントができれば、そういった決まりを作らなくてもうまく会社は回っていくと思うんです。それをなんとか証明したい、という気持ちでいます。

会社が働き方を強制するのではなくて、社員一人一人に合わせた働き方を選択してもらう方がパフォーマンスも上がるんじゃないかなと思っています。


「IT×地域の課題」新しいことをやり続けていたい。

新入社員の様子

ーーカラビナテクノロジーで働いていて感じるやりがいはありますか?

やりがいとかはあまりないんですけど、新しいことをやっているとすごくワクワクするので、新しいことをやり続けられるか、というのは大事にしています。

知らないことを知ったり、知らない人と出会えたりというのはやっぱり面白いです。充実感を感じます。


ーー就活生にとって他の競合と比べた時の強みはどこだと考えますか?

下積みなく実践ができること。やりたいことがある人はぜひ来てほしいです。

社員はプロなので厳しいことも言うかもしれませんが、確実に力はつくと思います。


ーー今後の目指す姿、展望はありますか?

宮崎に新しく拠点ができたので、新しく一緒にやる仲間を増やしたいというのはもちろんですが、他にも、ITで解決できる宮崎の課題に取り組んでいきたいです。

ワーケーションにも取り組んでいこうと思っていて、宮崎だと、「エンジニアリングしながら木を切る」みたいな。実体験とソフトウェア開発を行ったり来たりする期間を設けられたら面白いなと考えています。体を動かす仕事と頭を使う仕事を交互に行うと、両方新鮮な気持ちで取り組むことができると思うので、ぜひ実現してみたいですね。




カラビナテクノロジー株式会社は現在も採用活動を行なっています。




※この記事は、HiDANE BARのクラウドファンディングのリターンとして作成したものです。

ご支援誠にありがとうございました。

(取材・記事制作/吉永理穂)

この記事をシェアする
吉永理穂
投稿者: 吉永理穂
投稿一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。