菅谷里香
目次
プロフィール
鹿児島大学 法文学部 4年生
宮崎県出身
趣味:絵を描くこと 歌うこと
現在、カンボジアでインターンシップ中の菅谷さん
現在、菅谷さんはカンボジアの観光都市シェムリアップのお土産屋さんで接客業のインターンシップを行なっています。
菅谷さんはこのおみやげ屋さんで商品の販売や商品開発、製造の手伝い、Facebookの更新などをしています。
”観光の力で現地に雇用を生み出したい” カンボジアに来たきっかけとは?
菅谷さんは、トビタテ留学中JAPANを利用して、6ヶ月間フィリピンでNPOでのボランティア、大学、企業でインターンをした後、カンボジアに来ました。
菅谷さんの留学テーマは
”観光の活性化で貧困を解決する”
というものです。
このテーマで留学することになったきっかけは、菅谷さんが大学1年生の春、国際協力サークルのメンバーで、カンボジアの子供や若者と日本の遊びを通して交流するボランティアに参加したときのことです。
その時に菅谷さんは、カンボジア人は国内雇用が少なく、収入も安定しないため、仕方なく海外に出稼ぎに行くという光景を目の当たりにしました。
現地のカンボジア人が日本で働くために、日本のマナーや挨拶、日本語の習得を一生懸命学んでる姿に心打たれたと言います。
それと同時に、カンボジアは外国人観光客で常に賑わっているのに、現地の人が働く場所がないというギャップに疑問をもったそうです。
そこで菅谷さんは、現地で雇用を生み出し、働く場を提供することで家族と一緒に住む事がいちばんの幸せないのではないかと考えました。
そのため、まずは現地の実情を調査するべく、大学を1年間休学して留学に挑みました。
「犯罪に手を染めてしまった女性は、普通のお母さんでした。」
菅谷さんは元々、観光の活性化で新興国の貧困問題を解決させるというテーマで留学していましたが、ある1人の女性の出会いをきっかけに”更生支援”というものに興味をもちました。
その女性とは、フィリピンで刑務所を訪問したときに出会った一人のお母さんです。
麻薬販売で捕まったそのお母さんと話すうちに、貧困で子供を養うために麻薬販売をせざるを得ない状況だったことを知りました。また、どこでもいるようなお母さんが貧困のために犯罪に手を染めなければならない環境があることを体験しました。
この経験をきっかけに、貧困と犯罪の関係性はとても深いと感じたと同時に、貧困によって犯罪を犯してしまった人たちの社会復帰の場もとても重要だと感じたそうです。
菅谷さんのやりたいこと
菅谷さんは来月に迫った帰国後、
犯罪を犯してしまった人たちの更生支援に関わる活動
を行います。
日本の再犯率は約50パーセントと言われており、約2人に1人が再び、犯罪に手を染めてしまっているという現状があります。
多くの非行少年や犯罪者は家庭環境に問題がある者や、貧困が故に犯罪を犯してしまった者が多くいます。
そこで、菅谷さんは
自分の得意分野である絵を通して、犯罪に手を染めてしまった方々が、社会復帰できる活動
を行いたいそうです。
罪を犯した若者に更生する方法を提示することで、貧困から抜け出せる仕組みを鹿児島につくりたいと考えています。
なぜなら、
再犯する人の多くが住む家も無ければ働き口が見つからない、その結果また犯罪に手を染めてしまう
という悪循環をここで断ち切る必要があるからです。
菅谷さんは中・高・大学と9年間、美術部として絵を描いてきました。
その強みを活かして、
受刑者たちに絵を描くワークショップを開催し、受刑者が描いたその絵をポストカードにして販売することで、社会復帰のきっかけの1つにしたい
そうです。
また、非行少年少女たちと市民の方との交流の一環として、展示会も開催したいそうです。
市民の方や少年院で過ごす若者が1つのテーマで絵を描くワークショップを開催することで、更生するための社会との接点になればよいと考えています。
菅谷さんが求めるもの
菅谷さんが帰国後、非行少年少女に関わる活動をしたいと考えていますが、大学生が受刑者に対してワークショップ等を開催する前例が今までに見当たらないそうです。
そのため、
刑務所や少年院に詳しい方や貧困や更生支援に興味のある人を探しています。
また、
絵で地域の人々と繋がりたい人やものづくりに興味ある人
も菅谷さんは求めています。
菅谷さんを応援したい!更生支援に興味がある!という方は是非コメント欄やお問い合わせフォームにご連絡ください。
最後に
菅谷さんのHiDANEいかがだったでしょうか?
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ではまた次回のHiDANEでお会いしましょう!
菅谷さんの記事を読んだ後は同じテーマで活動している林くんの記事もご覧ください!
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